保全と維持(41格) (名実共に大成する、大器晩成の最大吉数)
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"現状をありのままに" "真理を胸に" "貫かれている愛の心" と同格数であります。
自らつかんだ清らかな正しい心を、"保全と維持"することは、至難の業と言えます。
人生は永いからです。
しかし、努力する人には、神は必ず守りの者を与えて下さるものです。
これは本当のことです。
ですから、正しい心を維持するのに、何の躊躇の必要もありません。
あなたは今から、心置きなく天使になって下さい。
あなたが例え、先祖の罪を胸をかきむしるように悲しみ、悔いたとしても、その血筋に生まれてしまった今さら、何の役に立つものでもありません。あなた自身が今、正しい者として立つことが大切なのですから。
あなた自身が正しい者として立てば、あなたの先祖も子孫も喜び、血筋の栄えの星となるでしょう。
いずれ必要な期間を過ぎた時には、あなたは"梵の大地"で桃の実を食べているでしょう。
("梵の大地"とは、悟りの境地、その人の住処(すみか)であり、最大吉32格の福徳僥倖運を得ることでもあります。)
戦兵の配置(48格) (知謀と福徳を備えた大吉数)
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"希望の光が燈る" "絶景の戦兵" "人々を愛す神の仕事" と同格数であります。
この偉大な参謀運は男女共に大吉であり、"適材適所を可能にする英知を持つ聖人"と同格数であります。
教師が子供をいじめ、教育足らずで、警察官が犯罪を犯し、銀行員が詐取し、政治家が貧り、児童保護のプロが保護できずに手をこまねいて、役人は眠り、市民はルールを守らない等々。
今の日本の世情には、完全にこれが欠けているとしか思えません。英知もなければ、勇気もないことである。美しい心もなければ、貧しかった時の苦労を忘れた、見下げ果てたいくじなしである。
日本に美しい心と正しい目を取り戻そうではありませんか。
正しい目とは、厳しい目付きではなく、自らは澄んで美しいのに、自ら愛の炎で瞳の色を和らげて見せる、勇気と愛のある目のことである。異物を弁別する能力である。
美しい神鳥(33格)(帝王数であり、思い上がると落ちる要注意数)
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"舞い下る神" "誓願" "美善不空(美善は空しからず)" と同格数である。
「にってん垂手(すいしゅ)」 (禅の十牛図の十番目)のように、悟りの最終段階は誰でもこうである。山に登った者が、終生そこで暮らせることはなく、必ず(地上に)仕事があるのが当然であった。
私はその昔、「天と地を結ぶのがお前の仕事だ」と、言われたことがある。
宮殿に入って手持ち無沙汰だった私に、易経(岩波ワイド版)は、「天火同人初九。」で答えた。
「人に同じうするに野においてす、咎(とが)なし。」
また、「門を出てて人に同じうす、また誰か咎めん。(誰も咎めない)」と。
それで決心しました。